のり子本気のトークスキル!コミュ力が問われるお仕事ですね。後編

東京暮らし時代の裏話

お疲れ様です 下手のり子でございます。

 

前回の記事はコチラ↓
のり子のキャバクラ体験入店。憧れのドレスが着れる!?前編

ついに私の出番

お客さんも増えてきて、遂に私も呼ばれる事になりました。

 

ボーイさんから、

 

「体験入店のお二人、どちらかお客様の所へ行きましょうか?」

 

もちろん私は付き合いで来ているので、友達が先に行くべきだと思い「頑張って」とアイコンタクト。

何故か友達は首を横に振りました。どうやら緊張して怖くなったようです。

 


おい、お前は一体ここに何をしに来た?

 

私ただの付き添いなんだけど……と思いつつも、二人ともビビッて出ないのもみっともないので、渋々出る事にしました。

 

笑顔だけは自信があったので、ニコニコしながら「こんばんはー♡」と行きました(笑)

我ながらキャラじゃないなと思いながらも着席。

 

しかし私もキャバ嬢として致命的な欠点があったのです。

 

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下手のり子嬢はポンコツ

極端に人見知りプラス、他人様に全く興味が無いという、社会人としてある意味致命的な欠点があった私。会話が盛り上がらない可能性が激高でした。

 

ただ初めてのお客様が凄く爽やかそうで紳士な方。体験入店だと聞くと、

 

「じゃあ、僕を練習台にしていいからね! 失敗しても気にしないで」

 

と、とても優しい言葉を掛けてくださったので、じゃあ私もこの人の為に頑張ろうと思い、積極的にお話ししようと頑張りました。

 

のり子(以下の)「あのご趣味は……」

お客様(以下お)「実は……(興味が無くて覚えてない)」

の「なるほどですね(笑)」

お「そうなんですよ(笑)」

の「……」

お「……」

お「えっと僕ここからちょっと遠い所に住んでいて……(興味が無くて覚えてない)という地名なんだけど知ってる?」

の「いや知らないですね~」

お「……」

の「……」

 

あまりの会話の続かなさに、さすがに申し訳ないと思った私は何とかしなきゃとテンパって、

 

「本当にすみません、実は人と会話するのが苦手で、それを克服するためにあえてキャバ嬢に挑戦しようと思って入店しました」

 

……とまるで面接官に、私はお金と言う不純な動機で入ったのではないんですよ! という謎アピールをしていました。

お客様もアハハと優しく聞いてくださってましたが、かなり私に気を遣って神経をすり減らしていたかと思います。本当に申し訳なかったです。

 

少しずつ慣れて体験入店最終日がきました。

そしてあれよあれよと3日目が経ち、すっかり接客になれた私……かどうかは分かりませんが、緊張もほぐれ10数人の接客をこなし、自分で言うのもなんですが、会話もスムーズに出来るようになっていました。

 

お客様が楽しんでいるかどうかはともかく。

 

そして最終日。

……入店して1時間経ち、そして2時間が経ちました。

私達だけではなく、全てのキャバ嬢が控室にいます。

 

そうなんです、開店から2時間経ってもお客様が一人も来店されてません。

 

こんな事があるんだと思いつつも、体験入店の身である以上「外でビラでも配ってきましょうか?」という積極的に仕事しまっせ!

 

……アピールをするのもなんだかなあと思いながら携帯をいじっていると、社員さんから私達2人は事務所に呼び出されました。

「ええと、今日はお客様が少ないと思いますので、勤務は以上です。」

 

一応体験入店はお客様がいなくても日給が出るのでラッキーと思いつつ、やっと終わったと安堵しました。

 

そして社員さんから、

「これからどうされますか? もし続けるのであれば完全歩合制になりますが、それでよろしければ、そのまま採用しますよ?」

もちろん私は本業があるので断る気でしたから、お断りしようと思ったら、先に友達が、

 

「あ、やめます」

 

……私よりきつかったみたいです。

終わり。