ブラック企業を退職と仕事に対する価値観について語る。 後編

東京暮らし時代の裏話

お疲れ様です 下手のり子でございます。

 

前回の記事はコチラ↓
ブラック企業?での研修終了と経費の立替えと小ネタ集 中編

 

家計が自転車操業の生活に段々疲れてきた私は、荒んだ生活を始めるようになりました。

一体下手のり子はどうなっていくのか!? 最終章開幕!

 

今回もフィクションだと思ってご覧くださいね!

友達が様子見。

さて、早朝から深夜まで仕事に出っぱなしで、たまの休みはひたすら大人の空気と大人の飲み物を嗜みながらゴロゴロ。

 

外に出るのが億劫だったので、食事はサプリメントで済ませていました。

 

上京してきた時にお世話になった友達から連絡も来ていたのですが、遊ぶ気力もなく、連絡が来ても返信をしませんでした。

 

心配になった友達が、休みの日にいきなりやってきました。

 

「のり子、生きてる~?」

 


元気だよ~!

 

友達は私の家に来るなり、異常を察知。

仕事の事を色々聞かれました。私は友達に一通り近況報告をしたら、

 

「せっかく入った会社だろうけど、転職した方が良いよ。」

 

と言われました。

友達曰く、

 

・都内の会社にしては給料が安すぎ、バイトした方が稼げるレベル。

・提示された給料は250ml。本採用後も試用期間の給料のまま(180ml)はおかしい。

・本採用になっても、残業代が一切出てない。

・それ週休二日じゃ無い、月休一日だよ。

・自分がその業種が好きで続けるなら止めないが、今のあんたの顔は病んでいる人の顔だよ!

 

……と色々言われましたが、半分洗脳状態だった私は、

 


ここで辞めたら根性なしだよ!

 

と答えました。

 

その答えはもちろん表向きで、本当は社長に面と向かって辞めると言う事を伝えるのが怖かったのです。

また怒られる、怒鳴られる、そして朝まで残される……と、試用期間中のトラウマが次々と出てきたのです。

完全に恐怖に支配されていたのです。

 

友達はそれ以上強く言わなかったですが、話している内に私が泣いていたらしく(記憶にないです)、この時点で辞めさせる説得をする事を決めていたらしいです。

 

それからちょくちょく電話などで近況を聞かれました。

当時の記憶はほとんど無いのですが、電話の声は毎回テンションが低く暗かったらしいです。

 

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とうとう限界が

そして3ヶ月が過ぎ、仕事は慣れてきましたが、相変わらず社長も怖く、出張も多く、3ヶ月目の出張費の建て替え金額がとうとう月の給料を超えてしまいました。

 

確かに使った経費は戻ってくるんですよ。

ただ毎回確実に実費負担もあるし、その金額も決して安くありません。

さすがにこれには愕然として、ちょっと違うんじゃないか? と思うようになりました。

 

そして相変わらず上がる様子のない給料、このままのペースでいけば、一年後には借金だけが増えているのではないか? そして借金を抱えてまでこの会社に貢献する必要があるのか? と思い、辞める事を考えるようになりました。

 

そしてきっかけが出来ました。

 

なんと給料を超えた経費を立て替えたその月に、もう一度、遠方への出張が入ったのです。

しかも一泊しないといけないので、ホテル代も立て替えないといけなくなりました。

 

私の手取りは150ml。今月すでに150mlの建て替え、そして今回また出張に行けばさらに40mlの経費が飛びます。

150mlの給料を稼ぐために、190mlの負担です。

 

そう考えていたら社長に声を掛けられました。

「今回出張が多くなってるが、まだ(この先も出張があるから)頑張れよ!」

 

ハジけました

そこではじけた私はこう言いました。

 

あのすみません、私、本採用ですよね? 給料はいつになったら最初に提示された額になるのでしょうか?

 

もう怒鳴られても良いから思い切って言いました。

当然社長の顔色が変わり、

 

「お前最低だな! 給料の事を会社に言うやつは〇ソだぞ! そんな事を考えているヒマがあればさらに売り上げを上げて来いよ!」

 

そこで私も完全にはじけて、

 

・私が何も売り上げを上げて無かったら、こう言う事は言えないし言わない。

・面接で言われた条件を守って欲しいと言っているだけ。経費が出るとはいえ、毎回最低限の経費で賄えるはずもなく、毎月自己負担が多くて精神的にも生活的にもキツイ。

・というか、それってパワハラですよね?

 

……等、感情が一気に爆発して、言いたい事を全てぶちまけました。

すると社長から即日解雇を言い渡されました。そして、

 

「今月の給料は損害賠償として貰うので払わないからな!」

 

と言われました。

 

いくら私がバカでも、さすがにそれは許されないのは知っていましたので、その足で労働基準監督署へ相談、友達にも協力してもらって某労働組合団体も紹介してもらい、それでなんとか給料を勝ち取る事が出来ました。一人じゃ絶対勝てなかったと思います。

 

最後お別れの時に社長から、

 

「お前みたいなバカ雇ったオレが間違いだった。さっさと田舎に引っ込めく〇が!」

 

……と捨て台詞を吐かれましたが、私は解放された事が嬉しくてノーダメージでした。

 

新人5人の中で、私が一番最初に辞めたのですが、その一月後、元同僚の一人から連絡があり、

 

「私含めて3人とも辞めたよ、先陣切ってくれてありがとう。私もどうかしていた」

 

私が辞めた直後に、他の女性3人も一斉に辞めてました。男性社員は残ったみたいです。

 

私の場合と違って、思ったよりすんなり辞めることができた様子だったので、社長もこれ以上揉めるのを避けたのだと思います。

それから2年後、その会社をネットで検索したら、すでにホームページも無くなっていました。

 

ちなみに次の仕事も別業種の営業でした。

 

定時で帰れる、という事はありませんでしたが、お給料もそれなりに頂き、責任感を持って勤めることができました。

そして何より、楽しく良い緊張感で仕事が出来ました。そこでバラライカとも出会うのですが、また別の機会に。

 

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という訳で仕事に対する私の考え

いかがでしたでしょうか?

 

昔は残業、休日出勤、パワハラは日常茶飯事だったと聞きます。

 

確かにその頃の時代を過ごしてきた方からしたら、私は甘いのかもしれません。

実際その社長も「俺たちの頃は……」が口癖でした。

 

ただ、今回の会社はハードな割には、結果を残しても給料に繋がらず、自己負担ばかり増えていくなんて苦行は、私には耐えられませんでした。

 

現実問題、残業やパワハラ、セクハラ等、大分世間の目が厳しくなったとはいえ、まだまだ改善されていないと思いますし、ぶっちゃけた話、そんな真っ白な会社の方が少ないと思います。

 

超一流企業クラスでしかお目にかかれないとも思ってますよ!

 

特に営業や運送業等や、役職が付いたお仕事をされている方は、毎日定時に帰るという訳にはいかないですよね。

 

私も労働条件云々はもちろんホワイトな方が良いですが、それよりもやはり尊敬出来る上司や同僚と、切磋琢磨できる人間関係が大事だと思っております。

そして仕事をしていて楽しいかどうか?

 

自分の為、会社の為に頑張る! と思える職場の方が楽しくてやりがいありますよね!

 

給料が良くて、定時に帰れる、休みもたくさん! な職場でも、尊敬できる人間が一人もいなければ長続きしないと思うし、自分もダメになりそうです。

という訳で以上でございます。

今回は大分脚色してますので、話に矛盾があったら暖かくスルーして頂ければ幸いです。