【イラストエッセイ】のり子、上司からお小遣いを渡される。これは…そういうお誘い!?

2018年9月12日イラストエッセイ, 10代

高校生になって初めてアルバイトをしたのり子。

 

 

販売系のアルバイトで、働いている8割が女の子。まあ、優しい人もいれば意地悪な人もいる、どこにでもあるような環境だ。

 

その職場で私が会う社員は店長と、たまに店舗を回ってくる部長の2人だった。

 

部長は気さくな人だが、たまにしか会わないためそこまで会話をしたことがなかった。

 

そんなある日。

 

 

バックヤードから私を呼ぶ部長。

何も怒られるような失敗はしてなかったはずだけど……。私、何かしたっけ?

 

怒られるかもしれないと少し不安になりながら、部長の待つバックヤードへ。

 

何を言われるんだろう。

 

頭の中で、自分の今日一日の行いをプレイバックさせていた私に、部長が与えたのは説教ではなく……

 

5000円だった。

 

「お小遣いあげるよ」の言葉とともに渡された5000円。

 

まぎれもなく5000円。どこからどう見ても5000円。

 

なんで5000円?

 

高校生にとっては大金である5000円をポンと渡され、戸惑いつつも私は喜んだ。

 

臨時収入!

 

5000円もあれば、美味しいものが食べられる! 服も買える!

キャ~嬉しい~(*´▽`*)

 

頭の中で歓声を上げた後、私はハッ!! と気づいた。

 

なぜ5000円という大金を部長は私にくれたのだろうか。

 

噂では、部長はカツラに年間300万はかけていると聞く。部長といえどそんな大金を使っていたら、自分のお小遣いは少ないだろう。

 

そんな少ないお小遣いをなぜ私にくれるのか……!

 

もしやこのお金は、「そういうお誘い」なのか……!?

たまにテレビで話題になる、いわゆる〇交を、この部長は私にしろというのか!?

 

私は恐る恐る部長に聞いた。

 

「なぜ、私にお小遣いをくれるんですか」と。

 

そういうお誘いなのか、とは聞けなかった。

ただのお小遣いをもらったのだと、考えたかった。

 

もし「そういうお誘い」なのであれば、5000円は返す覚悟だった。本当は返したくなかったけど、返す覚悟を決めた。でもできれば5000円だけはもらっていたかった。でも返そうとは思った。やっぱり返したくねえなあ。

 

苦悩しながら、部長に尋ねる私。

そして、私を苦悩の沼に落とした部長の答えは……

 

完全、予想外。

 

 

どうやら、私はすごく幸薄そうに見えるらしいですよ。

 

あんまり仲良くないのにお金を渡したくなるほどに幸薄そうなんですかね。

 

っていうか、幸薄そうとか言われたの初めてなんですけど。私のどこが幸薄そうに見えるっていうのよ!!

 

ちょっとイラっと来たが、上司なので我慢した。人間関係を円滑に進めるには、笑って流すことも重要なのだ。

 

ちなみに、5000円はしっかり懐に入れました。返してなるものか。

にほんブログ村 イラストブログへ
にほんブログ村

↑クリックしていただけると泣いて喜びます!↑