【イラストエッセイ】のり子、子供のころの出来事を謝罪する。

2018年9月12日イラストエッセイ, 幼少期

子供のころ、よく川で遊んでいた。

 

 

あんまり綺麗な川ではなかったが、水深が浅く、子供の足首までしかなかったため遊びやすかったのだ。

 

車通りの多い道路沿いにある川だったので、わりとゴミも多かった(なんでそんなところで遊んでたんだ……)。

 

そんな川なものだから、

 

 

姉が何かを踏んでしまった。

 

何か大きいゴミでも踏んだのか? と姉の足の裏を確認したら……

 

 

 

姉の足の裏に刺さったガラスの破片。綺麗とは言いがたい川の水。

 

きっとこの川の水にはたくさんのバイ菌が住んでいて、足の傷からバイ菌が入って足が腐って死んじゃうんだ。

 

一瞬のうちに姉の死までの行程が浮かんだ私は、パニックになり泣いた。

 

どうしよう。姉が死んでしまう。でも母は仕事で家にいない。誰に助けてもらえばいいかわからない。

 

どうしたらいいのーーーっ!?

 

あ。

 

そういえば、川のすぐ目の前に病院があった。

 

私は慌てて病院へ走った。靴も履かずに、水に濡れた足もそのままに病院の受付へ駆け込んだ。

 

そして大泣き。

 

姉の足の裏にガラスの破片が刺さってしまったことを何とか伝え、「どうにかしてーっ」と泣いた。

 

しかし、そこは病院。当たり前だが、診察してもらうには保険証とお金が必要だ。

 

受付の人は「保険証は持ってる?」と聞いてきたが、持っているわけもなく。

 

しごく当たり前の対応をされた。

 

だが、母の仕事場は家からバスに乗っても1時間近くはかかる場所にあった。

 

そこまで行って保険証を持ってまた病院に戻っている間に、姉は死ぬ。

 

姉の死ぬ場面を想像した私は、

 

号泣した。

 

受付ロビーで大声で泣いている子供がいれば、そりゃ診察室の中にまで響くわけで……。

 

泣いていると、診察室のドアが開きお医者さんが現れた。

 

 

お医者さんの鶴の一声で姉は診てもらえることになり、無事、足の裏の治療が完了した。

 

しかし問題はこの後だ。

 

この後がまったく記憶にないのだが、私……後日にでもお金払ったんだっけ……?

 

そもそも、姉が足の裏を怪我したことを母に言った記憶がない。

 

本来なら、後日にでも保険証とお金を持ってお礼とお詫びに行かなければいけないんだろうが、行った記憶がぜんっぜんナイ。

 

母に聞いても、「あんたたちは怪我ばっかりしてたから、覚えてないなあ」と言われた。うん、生傷の絶えない子供だったよね。

もしかして、お金も払わずに治療を受けたのか!?

 

いま考えたら、とんでもなく申し訳ないことをしてしまった。本当に申し訳ない……!

 

あのころ住んでいた場所からは引っ越してしまったので、その病院がいまもあるかは不明だが、この場を借りて言わせていただきたい。

 

 

子供たちだけで病院に駆け込んだのは、後にも先にもあの1回だけです……。

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