【イラストエッセイ】のり子、保育園をサボる。

2018年9月12日イラストエッセイ, 幼少期

両親が共働きだったため、私は保育園に通っていた。

 

 

朝、1人で家を出て徒歩20分の保育園へ。

夕方、保育園が終われば1人で帰宅。

 

わりと家から保育園が近かったから? 今だったら1人で行き帰りするなんて考えられないよね。

 

行きも帰りも1人、そして家に帰っても母はまだ仕事で帰ってきていない。だから母は、私がいつ保育園から帰ってきたのか全然、把握していなかった。

 

ある日のこと。

 

 

つぶらな瞳でそう言う子供に疑問を持つ先生がいるだろうか。

 

先生は「どうしたんだろう?」と思いつつも、早退を認めてくれた。

 

私は1人、保育園を後にした。

 

 

そして翌日、またつぶらな瞳で話す子供。

 

先生は、「今度はお母さん?」と不審に思いながらも、しぶしぶ早退を認めた。

 

そこからお父さんとお母さんを使い分け、定期的に「帰るように言われた」と言って早退する子供に、不審度MAXにならない先生がいるだろうか。

 

何回目かの早退で、先生はとうとう母に話すことに。

 

驚愕する母。

 

私が何時に家に帰ってきているかなど全く把握していなかった母は、私の早退の話を聞き大いに驚いた。

 

家に帰ってきても、自宅には誰一人いない。完全な1人だ。

いったい子供が1人で何をしているのか?

 

 

母は頭ごなしに怒ったりしない人だ。

 

なぜサボったのか理由を聞き、その内容が正当かどうかで怒るかどうか判断している。

 

母の子育て信念に従い、まず理由を聞かれた私。

 

返ってきた答え。

 

子供たちにまじってお遊戯に紙芝居にお昼寝とか、時間の無駄なんだよね。

みんなあんなので喜んじゃって、バッカみたい。

そんなのするくらいなら、家で本読んでたほうがマシ。

 

私は鼻で笑ってそう答えたそうだ。

 

 

母、想像を超えた返事に、しばしフリーズ。

 

そして、

 

喜び、全開。

 

他の子供とズレてるところが、とても良かったらしい。

 

先生を騙すために、今日はお父さん、今日はお母さんと人を入れ替える口の上手さも小賢しくて( ・∀・)イイ!!

 

他の子供と同じことをするのがイヤだと、自分を持っているところも( ・∀・)イイ!!

 

そして勝手に早退して家で好きなことをする神経の図太さも( ・∀・)イイ!!

 

結果、お咎めなし。

 

ただ、「あんまりサボったら先生にすぐバレるから、サボる回数も考えなさいよ」とアドバイスをもらった。お母さん、それはダメだろ……。

 

それから、母のアドバイス通りサボる回数を減らし、有意義な保育園生活を送った私。

 

そして保育園を卒園し、小学校に上がりーー。

 

同じようにサボってたら、さすがに母に止められた。ダヨネエ。

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