【イラストエッセイ】のり子、姉の食が細い理由を知る。

2018年9月12日イラストエッセイ, 10代, 20代

私の姉は、昔からご飯を本当に食べない人だった。

 

 

食に全く興味がなく、母が「食べなさい」と急かしてようやく食べるほど。

放っておけば1日や2日は普通に食べないだろうな、と確信できるほどに食べない人だった。

 

そのため、姉はとても痩せていた。

 

そんな姉だったが、20代で結婚してからは食欲が出てきたのかよく食べるようになり、ほど良く太ってきた。聞けば、昔の反動なのか寝るまでずっと食べているという。それもどうかと思うが。

 

ある時。

 

お姉ちゃんは昔は本当に食べない人だったよね~、と当時のことを姉と話していた。

 

すると、

 

 

食に興味がないどころか、姉は食べること自体が嫌いだったという。

 

ただ単に食べるのが面倒なだけかと思っていたら、まさかその行為自体が嫌いだったとは……。

 

何か心の病気か何かだったのだろうか。

食べることを体が拒否するほどの何かが、姉にあったのだろうか。

 

もしやイジメられてたとか……!?

 

私が1人でパニックになっていると、姉が口を開いた。

 

 

えっ。

 

……えっ。……………えっ!?

 

お母さんのご飯が、マズ…………えっっっ!?

 

のり子、青天の霹靂。

 

母の作る料理がマズイと思ったことが一度もなかったため、本気でビックリした。

 

しかし思い返してみると、母は料理がヘタと言えなくもないエピソードがチラホラ……。

 

もともと、料理するのは好きじゃないと公言していた母。

 

私が赤ん坊のころ、まだ血気盛んだった母は料理するのがイヤなあまり、ストレス発散のためによく玄関の前の壁に皿を叩きつけて割っていたそうだ。

 

そんなにも料理が好きじゃなかった母。

 

カレーを作れば、

 

具を全部ミキサーで潰したり。

 

「美味しくなるし時短なのよ~」と言っていたが、あれは絶対に面倒くさかっただけだと思う。

 

エビフライが食べたいな、と私がリクエストすれば

 

背ワタを取らずに調理しようとするし。

 

姉は、旦那さんと結婚する前に家に連れていった際、母から出されたカレー(このとき具はちゃんと形があった)のじゃがいもが全然煮えていなかったらしい。

 

あの時、生のじゃがいものガリガリとした触感に、姉は「私はお母さんの作る料理が嫌いで、食べることも嫌いになったんだ」と気づいたそうだ。

 

姉がいま太ってきているのは、どうやら旦那さんのほうの実家のご飯がとんでもなく美味しいからのようで、「初めて食事が美味しいと思った」と言っていた。それから、食べることが好きになったそうだ。

 

たしかに、お姑さんの作った粕漬をもらったことがあるが、私は人生の中であれ以上に美味しい漬物は食べたことがないくらい、非常に美味しい粕漬だった。

 

それにしても、母の料理は適当だとは思っていたがまさか下手くそのレベルだったとは……。

 

母の名誉のために言いますが、母の作る卵焼きは本当に美味しいんですよ! 本当です! 全部が全部ヘタというわけではないですからね!(超必死)

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